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進化論を教えない?

西暦とは、キリストが生まれたとされる翌年から始まります。
ADは,ラテン語でイエス キリストの年、(Anno Doomini)の訳だそうです。
2017年前にキリストが生まれたということかあ。世の中、随分、 キリスト教に支配されています。
まあ、一つの歴史とみておこう。

私の住む州では、ダーウインの進化論,”evolution”を教えないという方向にきています。
サイエンスの時間に進化論という言葉を使わない。その代わり、biological diversity(生物多様性)
という単語に置き換えるんですって。どう違うのかな。

進化論に触れたがらない、そんな州が全国で24州もあるそう。
人間は,昔,猿だった,じゃ、キリストは?いろいろとつじつまがあいませんね。
サイエンス教育と歴史,両立させるのが,難しい、でも、こういう意見が
あるという紹介もしない?

私は小学校の司書教諭をリタイヤーした身です。猿が人間に変化していく
その経緯に関する科学書的な本を購入した事がありました。オーダーした本が届いた時、
図書本部のスーパーバイザーから、電話があり、小学生には、ふさわしくない,
特に、イラストをチェックしたかというコメント。

その頃の本のオーダーは、ほとんど、カタログの記述に頼っていたので、
イラストなどの詳しい情報は得られない状況でした。私も,その本をじっくり
調査をして購入したという自信はなかったのです。

多分、猿が人間になっていくというイラストがその本には載っていて、
子ども達は笑う,そこから、サイエンスに興味を持つ子供も
いるだろうというのが、私の考えでした。でも、アダムとイブの存在は、
どうなるだろうか? アメリカ社会に根ざすキリスト教については、
その時、それ程,気づいてはいませんでした。

「中学校で、使えるかしらねえ,中学校に回すべきかなあ」とか
スーパーバイザーはブツブツ。

結局出版社に返却した? これって、Censorship(本の検閲)? 
ちょっと疑問に思いましたが、校長に説明をして、この本をどうしても,この学校にほしい
という熱意を私自身が持っていなかったのでしょう。
「この本、図書室にあってもいいわね」、多分
そのくらいの気持でオーダーしたんだと思います。その本を購入するについて,
私はどれだけ調査をしたかしら、そんな後ろめたさも、ちょっとありました。
それで、あまり、スーパーバイザーにつっこみを入れなかったのです。
あれで、よかったのかしら、とふと思うこの頃です。

子ども達のサイエンスに対する読書欲をそそる役目をちょっとおろそかにしてしまった
かしら?ライブラリアン(司書)の役目の大切さを今更にして感じます。だって、学校にある
本は全部、ライブラリアンの一存で買えるのですから。

evolution 進化論
censorship 本の検閲
biological diversity 生物の多様性
librarian 司書





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コメント

猿の進化した形が、人間。という考え方は、アダムとイブが人類の祖先と信じている人にとっては、受け入れがたいのでしょう。

アメリカという国は,いろいろな考えを認める自由な国かと思っていましたが、そうでもないようですね。

実に雑多

それが面白くてアメリカにきたのですが〜。

でも、学校に行けば、ヴェールをかぶったアラブ系の生徒がどこにでもいる、ジムに行けば、暑いのに、身体中、衣服をまとった女性達が運動に励んでいるーそいう光景もこの国ならではでしょうか。

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